塩麹のデメリットとは?体に悪いと言われる理由と使いすぎの注意点

沢山作った塩麹

この記事は、塩麹を医療的な効果や健康効果があるものとしてすすめるものではありません。
食品の感じ方には個人差があります。
塩分制限のある方や治療中の方は、必要に応じて医師や専門家へご相談ください。

「塩麹は体にいいと聞くけれど、デメリットはないのかな?」
「塩分が多そうだけど、毎日使っても大丈夫?」

そんなふうに気になって検索された方もいるかもしれません。

塩麹は、米麹と塩、水で作る発酵調味料です。
肉や魚をやわらかくしたり、うま味を引き出したりできる便利な調味料として、家庭でも使われるようになりました。

ひろみ
ひろみ

結論からお伝えすると、塩麹そのものが体に悪いというわけではありません。


ただし、塩分を含む調味料なので、使いすぎると料理がしょっぱくなったり、塩分の摂りすぎにつながったりすることがあります。

また、焼くと焦げやすい、保存状態によって傷むことがある、発酵の香りが苦手な方もいるなど、知っておきたい注意点もあります。

この記事では、塩麹のデメリットとして知っておきたいこと、体に悪いと言われる理由、使いすぎを防ぐコツ、安心して料理に取り入れる方法を、発酵教室講師の視点からやさしく整理します。

「塩麹はよくない」という話ではなく、塩麹の特徴を知って、毎日の料理に無理なく活かすためのヒントとして読んでいただけたらうれしいです。

目次

塩麹とは?まずは基本をやさしく整理

塩麹は、米麹・塩・水を合わせて発酵させた調味料です。
米麹に含まれる酵素の働きによって、食材の旨味や甘味を引き出しやすくなるのが特徴です。

鶏肉や豚肉の漬け込みはもちろん、野菜の和え物やスープの味付けなどにも使われています。
近年は市販品も増え、自家製塩麹を楽しむ方も多くなりました。

塩麹についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ

結論|塩麹に大きな危険性はない、ただし塩分には配慮したい

ひろみ
ひろみ

最初に結論をお伝えしますね。

塩麹は昔から親しまれてきた発酵調味料であり、危険な食品ではありません。
ただし、名前のとおり塩を含むため、

  • 塩分の摂りすぎ
  • 保存状態
  • 体質との相性

には少し気を配りたい調味料でもあります。

ここからご紹介する内容は「塩麹を避けるべき理由」ではなく「上手に付き合うために知っておきたいポイント」です。

塩麹のデメリット7選|毎日使う前に知っておきたい注意点

米麹で作った塩麹

① 塩分が含まれている

塩麹の一番大きな特徴は、やはり塩分です。
一般的な塩麹の塩分濃度は10〜13%程度。
大さじ1杯(約15g)あたりの塩分量は約1.5〜2g前後とされています。

塩よりもまろやかに感じますが、塩分そのものが少なくなるわけではありません。
塩麹を使うときは「塩の代わりに使う」という意識がおすすめです。

② 使いすぎると塩分過多につながる

塩麹は体によさそうなイメージから、たくさん使った方がいいと思われることがあります。
しかし、どんな調味料でも使いすぎは禁物です。

厚生労働省では、1日の食塩摂取目標量を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
塩麹だけでなく、味噌汁や漬物、醤油なども含めて考えることが大切です。

塩麹を使う日は、ほかの調味料を少し控えめにするだけでもバランスが取りやすくなります。

③ 加熱すると酵素の働きは弱くなる

塩麹には、アミラーゼやプロテアーゼなどの酵素が含まれています。
これらは食材のデンプンやたんぱく質を分解し、旨味や甘味を引き出してくれます。

ただし、酵素は熱に弱く、加熱によって働きは弱まります。
そのため、酵素の働きを活かしたい場合は、お肉や魚の漬け込みに使うのがおすすめです。

とはいえ、加熱後も塩麹の旨味や風味がなくなるわけではありません。
調味料としての魅力は十分残ります。

④ お腹が張ったり、ゆるく感じたりすることがある

発酵食品に慣れていない方の中には、塩麹を食べ始めたあとにお腹の張りや違和感を感じる方もいます。
すべての人に起こるわけではありませんが、体質によっては合わない場合もあります。

もし気になる場合は、一度量を減らして様子を見るのがおすすめです。

ひろみ
ひろみ

「体によさそうだから」と無理に続ける必要はありません。

⑤ まれにアレルギー反応が出ることがある

ごくまれですが、米や麹菌に対してアレルギーがある方は注意が必要です。
初めて塩麹を使う場合は、少量から試してみると安心です。
気になる症状が出た場合は使用を中止し、医療機関へ相談してください。

米麹について事前に知っておきたいこと

⑥ 保存状態によって品質が変わる

塩麹は発酵食品です。
保存環境によって味や香りが変化することがあります。

特に梅雨や夏場は発酵が進みやすいため注意が必要です。

  • 清潔なスプーンを使う
  • 冷蔵保存する
  • 長期間放置しない

こうした基本を守ることで品質を保ちやすくなります。

手作り塩麹の失敗対処法はこちらの記事をご覧ください。

⑦ 市販品によっては添加物が含まれていることも

市販の塩麹には、保存性や品質を安定させるためにアルコールや調味料などが加えられている商品もあります。
もちろん安全性が確認されたものですが、できるだけシンプルな原材料を選びたい方は表示を確認してみましょう。

原材料が

  • 米麹

を中心に作られているものは比較的わかりやすい選択肢です。

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塩麹は体に悪い?健康効果との関係

「塩麹は体に悪いのでしょうか?」という質問をいただくことがあります。

結論から言うと、塩麹は体に悪い食品ではありません。
ただし、塩麹だけで健康になれるわけでもありません。

塩麹が注目される理由は、麹由来の酵素や発酵による旨味にあります。
大切なのは、健康効果を期待して大量に使うことではなく、毎日の食事の中で無理なく取り入れることですね。

塩麹は太る?ダイエット中でも使える?

ダイエット中

「塩麹は太る?」
「ダイエット中は控えた方がいい?」

と気になる方もいるかもしれません。

塩麹そのものが太る原因になることはほとんどありません。
塩麹のカロリーは大さじ1杯あたり約20kcal程度です。

また、お肉をやわらかくしたり、少ない調味料でも満足感を得やすくしたりするため、上手に使えばダイエット中の食事にも取り入れやすい調味料です。

一方で、塩分によってむくみやすく感じる方もいます。
気になる場合は、水分補給や食事全体の塩分バランスを意識してみましょう。

塩麹の塩分量の目安

一般的な塩麹の塩分量は以下が目安です。

・塩分濃度:約10〜13%
・大さじ1杯:約1.5〜2g
・小さじ1杯:約0.5〜0.7g

数字だけを見ると多く感じるかもしれません。
しかし、塩や醤油の代わりとして使う場合は、結果的に塩分を抑えられることもあります。

大切なのは、塩麹を追加するのではなく、置き換えることです。

よくある質問(FAQ)

塩麹は毎日使っても大丈夫?

一般的な食品として、適量を楽しむ範囲であれば問題ないとされています。
大さじ 1〜2 杯程度を目安に、食事全体の塩分バランスを見ながら取り入れてみてください。

塩麹は塩の代わりになる?

はい、塩や醤油の代わりとしても使えます。
塩麹大さじ 1 で、塩約小さじ 1/3 程度の塩分量。
塩より味わいがまろやかで、旨味も加わるのが特徴です。

高血圧の家族がいるけど、塩麹は使っていい?

塩分を含む調味料の一つとして、量を意識すれば取り入れられます。
お料理全体の塩分量を見ながら、医師の指導がある場合はそれに従ってください。

塩麹はダイエットに向いている

塩麹は大さじ1杯あたり約20kcal程度と比較的低カロリーな調味料です。
お肉をやわらかくしたり、少ない調味料でも満足感のある味付けにしやすいため、食事作りに取り入れている方もいます。
ただし、ダイエット効果を保証するものではありません。

塩麹の賞味期限が切れたら使えない?

多くの場合、適切に冷蔵保存していれば、賞味期限を少し過ぎても使えます。
ただし、色・香り・味に明らかな変化(強い酸味、刺激臭、カビなど)があれば、無理せず処分しま
しょう。

まとめ|塩麹はデメリットを知れば、もっと上手に付き合える

ひろみ
ひろみ

最後に、塩麹のデメリットや注意点を振り返ってみましょう。

7つのポイント
  • 塩分が含まれている
  • 使いすぎると塩分過多につながる
  • 加熱すると酵素の働きは弱くなる
  • 人によってはお腹の張りや違和感を感じることがあるまれに
  • アレルギー反応が出ることがある
  • 保存状態によって品質が変わる
  • 市販品によっては添加物が含まれることもある

塩麹は危険な食品ではありません。

一方で「体によさそうだからたくさん使う」のではなく、塩を含む調味料のひとつとして上手に取り入れることが大切です。

塩分量の目安やダイエット中の使い方を知っておけば、必要以上に心配する必要はありません。

デメリットを知ることは、塩麹を否定することではなく、長く心地よく付き合うための第一歩です。

塩麹は、毎日の料理に旨味を加えてくれる頼もしい発酵調味料。
あなたの暮らしにも、無理のない形で取り入れてみてくださいね。


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