「甘酒」って甘いお酒なの??
「甘酒」は【酒】という字が用いられますが、ノンアルコールの甘酒と、アルコール含有の甘酒があることをご存知でしたでしょうか?
実は私にとって「甘酒」は発酵の道へ導いてくれた発酵食品であり、思い入れが深い発酵食品でもあります。
(詳しくは、About Omiのプロフィールをご参照ください)
今ではコンビニやスーパー、ドラッグストアで手に入り、いろいろなメーカーさんからも販売され、お気に入りの一品がある方も多いのではないでしょうか?
さて、その甘酒ですが、単なる甘いお酒ということではなく、先にお伝えしたとおり、大きく2つの種類に分けることができます。
①麹と炊いた米にぬるま湯を加え、5〜20時間ほど発酵させたもの(アルコール無)
②日本酒の副産物である「酒粕」に砂糖とぬるま湯を加えたもの(アルコール有)
皆さんは、どちらの甘酒がお好きですか?
甘酒の効能がこれまたすごい!
ここでは、麹から作られる<アルコール無>の甘酒についてご案内していきます。
まず甘酒の効能についてですが、栄養補給のための点滴と成分が似ていることから「飲む点滴」、美白効果が期待されることから「飲む美容液」と言われるほど栄養豊富。
① 脳の活性化・疲労回復効果
甘酒は麹に含まれる酵素により、成分の20%以上をブドウ糖類が占めます。
このブドウ糖は人の生命活動のエネルギー源として重要な栄養素。
体内で酸素とブドウ糖が反応して、エネルギーを生成し、このエネルギーが脳を活性化し、疲労回復効果をもたらす仕組み。
また、ブドウ糖は脳の満腹中枢を刺激するため、少量の甘酒でも満足感が得られます。
②必須アミノ酸の摂取
私たちの体を構成する細胞の成分となるのは「アミノ酸」。
この20種類のアミノ酸が結合して形成されているのが「たんぱく質」なのですが、その内体内で合成することができない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と言い、これらは食べ物から摂取する必要があります。
甘酒にはこの「必須アミノ酸」9種類が全て含まれており、バランス良く摂取できるのです。
この「必須アミノ酸」は不足すると肌が衰えたり、肝機能に障害が出ることもあるため、甘酒から摂取し、必須アミノ酸を補っていきたいですね。
一方、酒粕から作られる甘酒は主に、美容効果が高く、美肌・美白効果やダイエット効果があるそうです。
甘酒(麹から作られる甘酒)を早速作ってみよう
<材料>
・麹 100g
・ご飯 100g
・お湯(50ほど) 50g ※乾燥麹を使う場合、少し分量を増やしてください
<作り方> ヨーグルトメーカーを利用する場合
①煮沸した容器に材料を入れ、よくかき混ぜます。
②ヨーグルトメーカーの温度を58度、時間を10〜12時間にセットします。
<作り方> 炊飯器を利用する場合
①炊いたご飯を60度ほどに冷まします。
②冷ましたご飯、麹、お湯をよく混ぜ合わせます。
③保温した炊飯器に入れます(炊飯器によって温度が異なりますが、50〜60度を目安にしてください)。
※炊飯器の保温温度が高い場合、蓋をせず、布巾などをかけて様子を見てください。
④8時間ほど置き、甘くなっていたら完成です。
<ポイント>
時々、よくかき混ぜると、より甘みが引き立ちます。
甘酒の重量と砂糖に換算する目安
甘酒 大さじ1 (約18g)を、砂糖で換算すると小さじ1強ほどとなります。
甘酒の甘味は、米由来のブドウ糖。優しい甘味なので、砂糖に比べ物足りなさを感じて、多めの摂取しがちなので、注意が必要かもしれません。
栄養成分と健康・美容効果
・炭水化物(ブドウ糖)
・たんぱく質
・ナトリウム
・ビタミンB1、B2、B6
・葉酸
・食物繊維
注意点
多くのブドウ糖が含まれているため、空腹時に飲用すると血糖値が急激に上がる可能性もありますので、食後に飲用するようにしてくださいね。
ちょい足しアイデア
・ヨーグルトにかけて
お砂糖の代わりに甘酒をトッピングすることで、麹の酵素がしっかり摂れます。
・パンやパンケーキに
トーストしたパンや、パンケーキ乗せるとハチミツのような優しい甘さに。
シナモンをふりかけても美味しいです。
・煮物に
甘酒と醤油麹で味付けすると、とても柔らかな味の煮物になります。
・マリネに
甘酒、塩麹、リンゴ酢を混ぜ、野菜と和えると、優しい味のマリネになります。
いかがでしたでしょうか?
甘酒の持つ効果は計り知れないもので、江戸時代、冷房設備のない中、暮らす庶民を支えた貴重な栄養ドリンクでした。
その時々の、必要な状態で「麹由来」「酒粕由来」の甘酒を上手に摂取し、健やかな暮らしを過ごしていきたいですね。
最近は、こちらのYAMAZENのヨーグルトメーカーを使用してます。
サイズ感もちょうど良く、お気に入りの家電の一つです♫

平日:会社員
週末:発酵教室@湘南
発酵情報の発信しているブログ運営しています。
発酵される過程のトキメキを感じ、自分が煌めいている過程も合わせて発信中。
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