発酵ケチャップを作るときによく使うのが、ホールトマト。
スーパーでは缶詰や紙パックの商品が手軽に手に入りますが、最近はできるだけ自家製で作ることを意識するようになりました。
理由のひとつは、ゴミの問題です。
缶詰やパックは便利ですが、使えば必ずゴミが出ます。
実際、日本では1人あたり1日約978gのゴミを排出していると言われています。
これは年間で見ると、東京ドーム約121杯分のゴミ量に相当するそうです。
(出典:経済産業省)
私は現在、海の近くに住んでいます。
散歩で海岸を歩いていると、ペットボトルや空き缶などのゴミを目にすることも少なくありません。
「すべてを変えることはできなくても、
自分の暮らしの中でできることはあるかもしれない」
そんな思いから、よく使う食材はできるだけ手作りしてみようと思い、自家製ホールトマトを作るようになりました。
さらに、スーパーの見切り品トマトを使えばフードロス削減にもつながります。
今回は、家庭でも簡単に作れる「自家製ホールトマト」の作り方をご紹介します。
自家製ホールトマトの作り方(瓶詰め保存)
材料
・トマト(品種はなんでもOK)
・塩
・水
・湯煎できる瓶(ジャム瓶など)
※トマトがぴったり入るサイズの瓶がおすすめです。
作り方
トマトを入れる瓶は、煮沸またはアルコールなどで消毒しておきます。
水の量に対して約8%の塩を入れます。
例:水400ml → 塩32g
トマトのヘタと反対側に十字の切れ込みを入れます。
その後、熱湯に入れて湯むきをします。
皮がめくれてきたら、冷水に入れて皮とヘタを取り除きます。
※皮は捨てずに取っておきましょう。あとで使います。
皮をむいたトマトを瓶に入れ、先ほど作った塩水を瓶いっぱいまで注ぎます。
トマトが大きい場合はカットして隙間を埋めます。
蓋を軽くのせた状態で、瓶ごと鍋に入れます。
弱火で約30分ほど加熱したら、鍋つかみなどを使ってしっかり蓋を閉めて完成です。
冷蔵庫で保存すれば、半年ほど保存可能です。
トマトの皮は「トマト塩」に
湯むきしたトマトの皮。
実はこれ、とても美味しい調味料になります。
材料
・トマトの皮
・塩
作り方
天日干しや、低温オーブン
これだけで、旨味たっぷりのトマト塩が完成します。
焼いたじゃがいもに振りかけたり、サラダに使うと色もきれいでおすすめです。
手作りホールトマトで気づいたこと
自家製ホールトマトを作っていて、ひとつ気づいたことがあります。
それは、市販のホールトマトより色がやさしいこと。
市販品のような鮮やかな赤ではなく、自然なトマトの紅色なんです。
もちろん、トマトの品種や加工方法の違いもあると思いますが、手作りすると素材そのものの色や味を感じられます。
そして何より「自分で作った安心感」
これは手作りならではの魅力だと思います。
まとめ|トマトは手作り保存がおすすめ
トマトがたくさん手に入ったときは、ぜひ自家製ホールトマトを作ってみてください。
・トマトを長期保存できる
・フードロスを減らせる
・ゴミを減らせる
・皮まで無駄なく使える
少し手間はかかりますが、その分、暮らしが少し豊かになります。
季節のトマトを使って、ぜひ一度試してみてくださいね。
発酵や暮らしのこと、
ひとりで抱えなくて大丈夫

BeachBum発酵教室主宰
神奈川の海辺在住
発酵歴8年、麹づくり歴7年
発酵のある暮らしと腸活の知恵を発信ゆらぎやすい毎日に寄り添う発酵メディア「Hakkology」を運営
